こんにちは。
身体機能の「なるほど!」を届けたい
フィジオピラティス代表の増渕です。
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今回のテーマは”良い姿勢を保持するための鍛え方のコツ”です
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増渕先生、良い姿勢のために身体を鍛えなくてはならないの?
そうなんだよ。良い姿勢を保持するには持久力が必要だからね
うん、僕もすぐにおすわりしたなる…
一緒に身体の鍛え方を確認していこう!
100年綺麗な姿勢を保持するために筋肉を鍛えよう!
早速、鍛え方のポイントを3つ紹介します。
① 姿勢保持のメインの担当はインナーマッスルである
② アウターマッスルを抑えてインナーマッスルを選択的に鍛えることができる
③ 姿勢保持のための腹筋を鍛えるにはドローインが重要
1. 筋肉の概要
皆さん、人の身体の筋肉は何個くらいあると思いますか?
分け方の細かさにもよるのですが、自分の意思で動かすことができる骨格筋だけでも約400個、内臓の筋肉も入れると600以上と言われております。ちなみに骨は206個なので、骨を動かす筋肉は倍以上必要なのも納得ですよね。
それぞれの筋肉は形や大きさが異なり、それぞれに適した役割があります。それを例えるならオーケストラのそれぞれの楽器と同じで、どの楽器が、どのタイミングで、どれくらいの強さで演奏するかがとても重要です。つまり、どの筋肉がどのタイミングで、どれくらいの強さで活動するか?です。
2. 姿勢保持に必要なのは持久力
今回のテーマの姿勢保持で求められる筋肉の機能は「持久力」です。持久力に向いている筋肉を選択的に鍛えることができたら、良い姿勢が楽に取れる様になれそうですよね。持久力に向いている筋肉は身体の中心に近い部分にある筋肉たちで、皆さんご存知のインナーマッスルたちです。
3. 腹筋について学ぼう
この機能を高める方法を、腹筋を例にして解説します。
腹筋は4層に分かれています。
1番上は腹直筋と言って、鍛えるとアイスモナカの様になる筋肉です。
2番目は外から斜めに走る外腹斜筋で、腰のくびれには重要な筋肉です。
3番目は中から斜めに走る内腹斜筋で、弱いと下腹がぽっこりします。
4番目は腹巻きの様に全体を巻いている腹横筋です。
上に行くほど瞬発力は強いのですが、持久力が弱く、下の層に行くほど、持久力が強くなる特性があります。なので、100m選手など、瞬発的な力が必要な競技の選手はアイスモナカの筋肉がしっかり太くなっています。逆に長距離選手は脂肪が少ないので筋肉の形は見えやすいのですが、筋肉のボリューム自体は100mの選手に比べてとても少ないです。
4. 腹筋を鍛える体操
姿勢保持のための腹筋を鍛える体操は、アイスモナカの腹直筋の活動をなるべく抑えた中で運動をすることであり、それを可能にするのが、お腹を引っ込ませるドローイン使った体操です。
腹巻きとなる腹横筋は表面の腹直筋を包む形をしており、意識してドローインを使うと、腹直筋の活動を抑えることができます。
腹筋の持久力を高めるための代表的なエクササイズに、ピラティスのハンドレッドという体操があります。インスタグラムでは動画で解説してますので、参考にしてみてください。
身体機能を知ることで、より目的に合った鍛え方ができるようになります。ぜひ、良い姿勢を保持するための腹筋の持久力を高める鍛え方のコツとして実践してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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