こんにちは。理学療法士でピラティスインストラクターの柴田です。

​

私は理学療法士として、急性期、回復期、生活期、そしてターミナル期まで、様々な疾患の患者様のリハビリに関わってきました。私のもとに訪れてくれた多くの患者様が口にされたのは、「自分で、助けを借りてでもよいから、自立した生活を送りたい」という想いでした。その想いに寄り添いながら、日々リハビリを提供する中で、「あなたに会えてよかった」と言っていただける瞬間がありました。そんな経験を重ねるうちに、より多くの方たちの「前向きになり」「自信を取り戻していく」背中を押したいと強く思うようになったのです。

​

リハビリに加えてもっと患者様の可能性を広げるものはないだろうかと探しているときにピラティスを知り、インストラクターの資格取得コースを受講しました。そして、学びの過程で、増渕先生のピラティスセッションを受けた時、「これだ」と確信しました。ここに私が探し求めていたものがあると感じ、PPCSの仲間入りをすることを決意しました。

​

様々な方たちのお話をお聞きしていると、自分の限界を自分で狭めてしまっている方が多くいらっしゃると感じます。「この動きは怖い」「これくらいの動きにしておけば安全」「こんなふうに動いたら痛いだろうな」。そんなふうに考えて、どんどん日常生活での動作が小さくなり、偏り、さらに身体の動きが出せなくなってしまう。そんな悪循環に陥っている方が少なくありません。

 

身体を正しく動かせば、案外、安定して大きく自由に動けるようになります。例えば、身体の重心をきちんと中心に戻すことができれば、片足立ちで靴下も履けるようになります。肩甲骨を動かす感覚を覚えれば、痛みなく肩を動かせるようになるかもしれません。諦めていた背中のファスナーだって、自分であげられるようになるのです。

​

私は脳梗塞などの中枢疾患から回復するためのリハビリに、長く携わってきたので、「もう自由に身体が動かせない」というネガティブな想いを抱えて訪れた方ともたくさん出会いました。確かに、身体の動きが完全にもとに戻ることはないかもしれません。一方で、できること、動かせる範囲をしっかり理解することで、予想以上に自由に日常生活をこなせるようになってくださいました。実際、リハビリ卒業の時には、自信たっぷりに胸を張って、笑顔でこう言ってくださる方が何人もいました。「先生、自立して人生を生きていけそうだよ」。その言葉を聞くたびに、可能性を信じることの大切さを実感します。

​

私のセッションは、まず「自分の可能性を知る」ことから始まります。自分の身体を理解して、認めてあげること。そして目標を持って、一歩ずつセッションを重ねていきます。主役はあなたです。私は、あなたが必要としていること、必要としている知識を見極め、理学療法士としての技術とピラティスインストラクターとしての指導で、あなたの背中をしっかりと押していきます。

​

PPCSには、ほぼすべての種類のピラティスマシンに加え、ピボットアラインなど、身体の動きを目覚めさせ、向上させてくれる環境が整っています。あなたの目標に向かう際に、きっと大きな助けになってくれるはずです。

​

わたしと一緒にPPCSで、身体を自由に動かせる感覚を取り戻してみませんか？ 皆様との出会いを、心よりお待ちしております。